親愛なるどんとへ


彼に似合う華やかなお花をいっぱいお届けいたしました
ご注文いただいた全国のファンの皆様に心より感謝いたします

〜私の人生において、とっても大切な出会い、そしてパワーの源だった
『どんと』こと久富隆司氏への愛と感謝を込めて。〜

《2000年 2月3日、お花をお届けしたときのことをお伝えします》


 SOUL OF ROCK'N'ROLLの製作者のご好意によりどんとへのお花の受付をさせていただきましたところ、ほんの数時間ばかりの告知にもかかわらず、多くのご依頼を承り、お届けできたことに感謝しています。本当にありがとうございました。
 私が彼の悲しい知らせを聞き、ショックが、だんだんと現実として受け止められるようになったとき、仕事がら、ふと、彼のお葬式はどんな花で装飾するのだろうという疑問が現れました。やっぱり、白い菊の花?!・・・・・・そんなのどんとに似合わない!やっぱり彼の好きな原色の華やかなお花で送ってあげたいと、もう、いてもたってもいられなくなり、1日だけホームページ上で告知をさせていたきました。そして、全国から頂戴したご注文のお花と熱い気持ちを車いっぱいに積み込んで、岐阜へと走りました。もちろんBGMにはローザの曲をかけ、泣きながら歌いながら・・・・・。
 お寺はやはり白い菊がぎっしりと並び、スタンド花も100近く、名だたるミュージシャンや音楽関係者の名がずらり。しかし、そこへ現地のお花屋さんの了承を得て、色とりどりの原色の華やかな花を並べさせていただき、やっと彼らしい雰囲気になったような気がして、私なりにしてあげたいことができたと安堵。大きなどんとの写真もこころなしか笑ってくれたような気がしました。
 後日いただいたメールによると、お身内の方はたいへん喜んでいらっしゃったとのこと。そして、ファンやスタッフの方々は、それを分けて持ちかえり、それぞれのお家でどんとへの供養にされたとのことでした。

 私は仕事の都合上、お通夜にも告別式にも参列できませんでしたが、配達のご報告に久富米店に伺った際、タイミング良く、ちちゃな箱に入ってしまったどんとにお別れをさせていただくことができました。丁度できあがったばかりという、ハワイで亡くなった時のお写真を拝見させていただき、お母さまとお話しでき、私なりに心の整理ができたような気がします。・・・・・といっても、未だにすぐ涙がこぼれてしまいますが。

 本当に美しいお顔でした。もう、全てを悟った神様、仏様のようでした。赤やピンクのお花に包まれて、神々しく横たわる、見たことのないどんと。ああ、もう、この世のお勤めさっさと全部終わっちゃって、大好きな南の島で綺麗な花々に囲まれ、本当に愛する家族だけに見守れ、苦しまずにポックリあの世に行けるなんて・・・・・。人間としてこれ以上贅沢な死に方はないというぐらい幸せな最期。変な受け止め方かもしれませんが、どんとは最期まで自分らしく生きて、最高にかっこ良くって、泣けてきちゃいます。

 もう彼は天国の相当いいところまで行ってしまったに違いありません。憧れのミュージシャンにいっぱい会えてワクワクしている頃かもしれませんね。ジョン・レノンやボブ・マーリーと一緒に歌ってるかもしれません。 私たちも、その日がきたら彼に会いに行けるぐらいしっかり生きなきゃと、なんだか反対にどんとに励まされて帰ってきたような気がします。彼に出会えたこと、そして、彼の歌が、笑顔が、生き方が、多くの人々にそうであるように、私にとってもかけがえのない宝物です。彼からいただいた多くの宝物やご縁を、そうして、今、生かされている自分を大切にしなきゃいけませんね。それが、どんとへの一番の供養だと思います。


         皆さん、本当にありがとうございました。   林 由佳

   

◆SOUL OF ROCK'N'ROLL◆
本当に伝説のバンドになってしまったローザルクセンブルク、そしてボ・ガンボスのボーカル。
大好きだったどんと氏の、現在は追悼ページになっています。